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まちと公園を楽しむ
「Picnic in Tokyo」

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(写真:渋谷おとなりサンデー事務局)

「とにかく公園が好き!」という人たちが集まる誰でも参加可能なイベントPicnic in Tokyo。さまざまな公園をキャラバンし、みんなでピクニック。それぞれのまちと公園を楽しむHOW TOを集めて発信し、次に訪れる人たちの道標をつくろうと昨年2017年から始まりました。そして今、この動きは他の地域へと伝播しています。

6月3日日曜日、SNS告知を通じて参加者が集まったのは、原宿や渋谷からのアクセスが良く、美しい緑に囲まれた代々木公園。週末になると、多くの若者や家族連れ、海外からの旅行者が訪れる人気の公園です。

公園に隣接するまちを歩く

代々木公園の西門から広がるのは、「富ヶ谷」というエリア。代々木公園に集まったのは、渋谷に住む人、働く人、公園好き、ピクニック好きのみなさん。小学生の姿も。Picnic in Tokyoのタグが付いたバスケットとPicnic in Tokyoオリジナルのエリアマップを受け取り、まち歩きをスタート。

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(写真:参加者提供、マップはPicnic in Tokyo制作)

「富ヶ谷」は、宇田川と河骨川、ふたつの谷の合流地点であることからその名が付いたそう。原宿や渋谷の喧騒とは違った穏やかな雰囲気でありながら、話題のお店やクリエイターの拠点も多く、常に新しい文化が生まれ続ける自由な空気が魅力のまちです(前回のレポートはこちら)。

エリアマップは、2017年の第1回の参加者が投稿したハッシュタグ「#picnicintokyo」を回収して、それをもとにバージョンアップ。今回の参加者の投稿は、さらに次回のマップ更新へと使わせていただきます。

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(写真:参加者提供)

マップを手に、それぞれ気になるお店を巡るみなさん。独自のセンスと技術を魅力に新境地を拓くパン屋「365日」で焼き立てのパンを選んでバスケットに詰め込んだり、出来立てのチーズが味わえる「& CHEESE STAND」でワインとモッツァレラのハンバーガーをさっそくテイクアウトして店先で楽しんだり。

「代々木公園には何度も遊びに来たことがあるけど、近くにこんな素敵な商店街があるなんて知らなかった」
「気になるお店が多すぎて、今日だけじゃ周りきれないよ〜」
「テイクアウト出来るお店が多くて嬉しいなぁ」

マップとバスケットを持っていたら、「次はどちらに向かうんですか?」と声をかけてくれるお店の方も。富ヶ谷のおいしいものでバスケットがいっぱいになったところで、代々木公園へと向かいます。

公園でまちのパンとコーヒーを楽しむ

広い公園の場合、どこでピクニックをする? 気持ちの良い場所を探して選ぶのもピクニックの楽しみ。例えば、木漏れ日が射す大きな木の下、ふかふかした芝生の上。

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(写真:H.O.W)

選んだのは、中央広場のフラワーランドの前の大きな木の下。6月はバラが綺麗なのでオススメです。ラグを敷き、クッションを並べ、荷物を入れて来たワインボックスをひっくり返してテーブル代わりにすれば、快適なピクニック空間の完成です。

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(写真:渋谷おとなりサンデー事務局)

富ヶ谷といえば独自のこだわりを持ち、地元の人に愛されるパン屋さんが多いまち。「Levain」と「365日」で見つけたパンに合わせるのは、持参した手づくりのディップとサラミ。コーヒーは話題のお店「Fuglen Tokyo」と「Little Nap COFFEE STAND」、そして、「Picnic in Tsuruoka」の仲間から届いた豆を挽いてのんびり飲み比べを楽しむことに。お湯は保温ポットに入れて持参すれば、火気厳禁の公園でも淹れたてのコーヒーが味わえます。

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(写真:Picnic in Tokyo)

普段からまちのあらゆるところでピクニックを楽しんでいるという生粋のピクニック好きの参加者さんは、自家製のジンジャーシロップを炭酸水で割って、即席のジンジャエールを振舞ってくれました。青空のもと、おいしいご飯を食べたり、ふかふかの芝生の上で寝転がったり、初めましての人とおしゃべりをしたり。それぞれがアイデアと工夫を持ち寄りながら、公園での楽しいひと時を過ごしました。

大好きなまちでピクニック「Picnic in My Town」

●Picnic in Kanoya

鹿児島県鹿屋市で「Picnic in Kanoya」をスタートしたのは、鹿屋のまちをこよなく愛する鈴 真奈美さんと田尻ゆう子さん。人口減少などの影響で交通機関が激減し、まちなかの移動手段は車がメインなのだそう。「まちなかにある素敵なお店をもっと知ってほしい」と思ったふたりは、「Picnic in My Town」のスタイルを使って、オススメのお店のマップをつくって案内することに。おいしいパンとチーズをまちで見つけて公園でサンドイッチづくりを楽しむなど、ピクニックを通して鹿屋のまちと公園の魅力を発信しています。

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(写真:Picnic in Kanoya)

●Picnic in Tauruoka

山形県鶴岡市では、ローカルで暮らしながら子育てをする冨樫香菜さんと、地元のお米屋さんで働く佐藤公望さんが「Picnic in Tauruoka」をスタート。米から野菜、魚介、肉、卵にいたるまで、食材が豊富に揃う鶴岡。地元の食材や調味料だけを使ったお弁当づくりの企画では、プロの料理人の方がプライベートで参加してくれるという嬉しいハプニング(!)もあり、「ちょっとした料理のコツやテクニックを垣間見ることができて楽しかったですね。子どもと一緒に身近な公園の魅力を改めて感じるいい時間にもなりました」と話します。

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(写真:Picnic in Tsuruoka)

こうした自分の地域をこよなく愛する人たちが、それぞれの「得意」を活かして手軽に楽しめるのが、ピクニックの魅力。地域の良いところを掴んでアレンジすることで、日々の暮らしを楽しむ幅も広がるはず。それぞれが発見したまちや公園の魅力は「#picnicin○○」をつけて発信しているので、近くの公園を訪れる際はチェックしてみてくださいね!

文:原山幸恵(H.O.W)
協力:渋谷おとなりサンデー

★Picnic仲間も大募集!
「自分の地域でもピクニックを開催したい!」という方がいたら、howtokyo@gmail.comまでご連絡ください。イベントのつくり方、シェアします〜!

▼新しい富ヶ谷のエリアマップはこちらからダウンロード可能です!
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▼各地の開催情報はこちらから
●Picnic in Tokyo
●Picnic in Kanoya
●PARK Delight Tsuruoka

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