H.O.W Stories

【兵庫・淡路島】Happy Flower Wedding

神戸と徳島の中間地点にある淡路島。
その美しい島にて開催される、花と緑の国際博覧会『花と緑の国際博覧会『淡路花博2015花みどりフェア』。

この会場内で、この春、地元のNPO法人ソーシャルデザインセンター淡路さんと一緒にアウトドアウエディングを開催しました。

その様子をお届けします!

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淡路島は、食料自給率が100%以上。米から野菜、魚介、肉、乳製品にいたるまでなんでもそろう豊かな島。
冬の大根にはじまり、春は筍にキャベツ、名物の玉葱、苺、金柑、橙にレモン。夏は胡瓜に茄子、トマトにスイカなど、それぞれの季節にたくさんの味を堪能できます。

さらに、島一帯が自然に囲まれており、年間平均気温16℃と暖かく過ごしやすいのも魅力のひとつ。今回は、そんなアウトドア好きにはたまらない、淡路島の魅力がぎゅっと詰まった”Happy Flower Wedding “を2組ご紹介します。

淡路島育ちの新郎新婦のHappy Flower Wedding

IMG_9984淡 路島生まれ、淡路育ちの谷口哲也さんと文香さん。1歳になる娘さんのお名前は、なんと「はなちゃん」(花博にぴったり!)。現在、第2子妊娠中のハッピー ファミリーです。こどもが生まれた時に受けたたくさんの祝福へのお礼、地元の友人、家族への恩返しの意味も込めて、大好きな淡路島でのアウトドアウエディングを選んだというおふたり。

会場は、淡路夢舞台の芝生広場。普段はこどもたちが遊ぶ広場にもなっているこのスペースに、テントやステージを設営し、アウトドアウエディング会場を作ります。

IMG_0689会場にお花を彩ったのは、「密林東京」。ステージの背景の木にオーガンジーとガーランドを飾ります。
色とりどりのお花は、たくさんのお花を育て出荷している淡路島現地のもの。“わくわくする明日を、この島から”をコンセプトに淡路島で活動する「シマトワークス」の富田さんが、淡路島じゅうからコーディネイトしてくださったもの。

IMG_0650さらに、受付の隣には、「花あそび」のコーナーを。『花博』にちなんで、”ゲストに花の感触や香り、色などを楽しんでもらいたい”と、密林東京のaccoさんがひとつずつ丁寧に制作。葉っぱで出来た蝶ネクタイやブローチ……どれもかわいい!

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そして、会場のテント内に飾る装飾の蔓や枝は、淡路の山の中から採取したもの。ありのままの形を生かしながら、”この枝をどうしようか”と、試行錯誤しながらつくっていきます。

IMG_9775 2テントの横には、島外からやって来る人たちにも島の自慢を知ってもらおうと満載のマルシェも出店されました。準備のために大量の段ボールを運ぶのは、淡路で北坂養鶏場を営む北坂さん。 北坂さんが荷物を運ぶこの台車、実は、キャベツ畑での収穫作業に使う道具なのだそう!

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彩り豊かな島の野菜や、日本で生まれ育った純国産養鶏が産む卵にこだわる北坂養鶏場の生みたての卵「さくら」、山田屋さん夫婦が作った無添加のジャムなど、淡路ならではの食材が並びました。

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会場に到着したゲストのみなさんをお迎えするウェルカムドリンクには、淡路島内、唯一のみかん・レモン農家平岡農園さんで育ったみかんを使った 「まんまみかんジュース」。名前の通り、みかんを絞ったまんまの糖分や保存料を使っていない100%天然ジュースです。これも、温暖な気候の淡路ならでは のおもてなしです。

IMG_0776花あそびコーナーには、来場した大人や子どもが集まり、スーツの胸元につけたり、手首に巻いたりと楽しげに。珍しい色の花に、みんな興味深々です。

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IMG_0705新郎新婦が入場する時間が近づくと、ゲストに加えて、花博のイベントを訪れていた一般の人も「結婚式を見てみたい!」と参列してくださり、気が付いたら長ーい花道を作っていました。

IMG_9809ゲ ストがそれぞれ手に持っている一輪ずつ花は、新郎が新婦に贈るブーケを作るためのもの。ウエディングには欠かせないブーケの由来である「昔、ある男性が大 切な女性のために一輪ずつお花を摘んで歩き、それを花束にしてプロポーズの言葉とともに手渡した」というストーリーにちなんで、ゲストが花道を歩く新郎に花をひとつずつ手渡そうという計画です。

IMG_0803みんなに見守られて無事にセレモニーがスタート。新郎はゲストにお祝いのことばをかけられながら、やがて、大きなブーケに。

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IMG_9849指輪は、リングリレーでゲストから「幸せになってね」という想いをこめて、新郎新婦へと手渡っていきます。

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IMG_9886 2誓いのキスでは、愛娘はなちゃんが特別出演! ふたりの間に挟まれて家族一緒に幸せになろうと願いを込めてキスをしました。

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会社の同僚や上司、友人など、総勢70人が一緒に地元でハレの式をお祝いした日は、自分たちのためじゃなくて、支えてくれて周りのひとびとへ感謝を送る日にもなりました。

淡路島が大好きな新郎新婦のHappy Flower Wedding

そして、この会場で結婚式を挙げた、もう一組の新郎新婦。
大学時代に同級生だったという中橋朋巴さんと景子さん。旅やスポーツなど、とにかくアウトドアが大好きなおふたりは、高知県と兵庫県出身。ちょうど中間地 点にある淡路島でぜひ式を挙げたいということで、緑を感じながら過ごす時間が好きなおふたりにぴったりなアウトドアウエディングが開催されました。

IMG_1364昨日の晴天とは裏腹に、あいにく雨からのはじまり。でも、そんなこともあろうかと、雨でもウエディングを楽しむ会場設営も着々と進行中。笑

一方、中橋さんが背負ってきたのは、「ゲストの授乳室やこどもが遊べるスペースにしたいので」と自前のテント。さすがアウトドア派。さっそく、H.O.Wスタッフと一緒に建てていきます。

IMG_1030 2降ったり止んだりを繰り返す雨。H.O.Wチーム、「雨なら雨で、最高の雨の日を!」と、大型テントのなかの装飾も進めます。

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受付には、新郎新婦のご友人が手伝いにきてくれました。ここで、ゲストに結婚証明書に母印を押してもらいます。どんどん増える緑の葉は、結婚に賛同するひとたちの数。どんどん、木が豊かになっていきます。

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また、ふたりの結婚を承認するときの合図として、ゲストにはしゃぼん玉か、実は淡路島が一大産地である吹き戻しを自由に選んでもらいました。(吹き戻し率高い!)

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IMG_1193会場がゲストで賑わい始めた頃、なんと、奇跡的に太陽が! そのチャンスを逃さず、さっそく式がスタート。鳴子を持ってハイテンションで登場した高知県出身の新郎! あまりのサプライズにゲストは大盛り上がりです。

IMG_1234続いて、新婦がお父さんと入場。普段は帽子を作るお仕事をしているという新婦。今日の素敵な帽子も手作りだそう。

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誓いの言葉は、お互いを支えあう約束を、ステージから大きな声で!

IMG_1331式のあと、パーティーがスタート。すっかり晴れた空の下、ピクニック気分でいただきます。

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今回お料理を担当してくれたのは、淡路のゲストハウス花野で「しょくのわ」を営む神瀬さんが率いるフードチーム。淡路の魅力がぎゅっと詰まった、目にもうれしい料理が並びます。

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クチの花のパウダーが練りこまれたバンズに、揚げた鯛を挟んだバーガー。フレッシュグループの野菜のサラダや豚のリエット、由良産サザエのグリル、カレー、 ポタージュなど、淡路ならではの食材を使った料理に、会場から「おいしい!淡路にこんな食材があるなんて知らなかった」という声が何度も聞こえてきました。なかでも、淡路島でたくさんの人が慕う、エサと水にこだわる北坂養鶏場さんの燻製を愛する純国産鳥の燻製たまごは大人気。

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料理の横には、一つひとつシンセさんが作ったメッセージカードが添えられていました。「これは何ていう食べ物で、どんなひとがものをつくっているのかちょっと紹介したくてな」と、生産者への敬意が伝わってきます。こちらは、盛り付けに使った「楽久窯」の器の紹介が添えられています。

IMG_1038 2ケー キカットの代わりに用意されたのは、なんと鯛の塩釜焼き。鯛ももちろん、淡路のもの。上には、『祝』の文字がさりげなく描かれていました。本来、塩釜は小槌で叩いて割りますが、アウトドア好きな新郎新婦は、雪山の登山で使用するピッケルを持参。さすが、一味違います。サクッと(笑)めでたく入刀しました。

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また、この日は淡路の食材マルシェが引き出物マルシェに変身! 参列していただいたゲストのみなさんには、お好きなセットをひとつ、引き出物として持って帰っていただきます。

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朝、新郎が準備したテントも、授乳室として大活躍。”こういう場所があって助かった”という親子連れがたくさんいました。お開きのあとは、中橋さんたちは高知のお土産を一つひとつで手渡しながら、ゲストにお礼を伝えていました。

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アウトドアが大好きな人も、島で暮らす人もハッピーになれる形。

その土地に住むひとたちに、おいしい食材を聞いたり、その土地ならでは場所を訪ねたり。

たくさんのひとに協力してもらって、淡路島らしい魅力にたっぷりと触れられるウェディングが開かれた週末でした。

淡路島では、これからも地域のフィールドでアウトドアウエディングを受け入れます!

結婚式を大好きな淡路島で!という方は、ぜひ、チャレンジしてみてください!

 

開催時期:2015年4月18日(土)〜19日(日)
開催時間:12:00〜
開催場所:淡路夢舞台 芝生広場
参加人数:計200人
準備期間:3ヶ月

※このウエディングは、淡路花博15周年記念実行委員会のご協力のもと開催致しました。

●このウエディングを作った人たち●
企画・運営:NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路、H.O.W
地域コーディネイター:「シマトワークス富田祐介
フード:「しょくのわ」神瀬
フラワーデコレーション
密林東京、三嶋春菜
器:「楽久窯」西村昌晃
食材:淡路島のみなさま
お花:淡路島のみなさま

写真:佐藤いつか
取材・文:原山幸恵(H.O.W)

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