H.O.W Stories

【新島】奇跡の快晴でビーチウエディング

nijima01H.O.W初の海取材(!)は、東京からジェット船で2時間半とは思えないくらい青い海と白い砂浜が印象的な、伊豆七島の新島にて行われました。

101010_HOW-101-2nijima02ビーチでウエディング、といえば、ハワイや沖縄といったリゾートウエディングをイメージしがち。けれど、もっと身近なビーチでもウエディングはでき るはず?と、H.O.Wは考えます。この新島ウエディングでは、お金で買えないステキなことをたくさん見つけました。人口約3000人の小さな島で、新郎 新婦とゲスト、島の人たちが一緒に過ごす一泊二日。“結婚式が結婚式だけで終わらない”新しいつながりのスタートを予感させる、楽しい時間でした。

今回、新島で結婚式を挙げたのは、瀧島忠典さん、麻耶さんご夫妻。新島でのウエディングを決めたのは、忠典さんでした。新島でウエディングができることを知ったのは、所属している商工会青年部つながりで木村諭史さんと出会ったことがきっかけだったそうです。

木村さんは、2009年から商工会の活動の一環として、新島でのウエディングを企画。これまで、3回のウエディングを成功させてきました。その写真やビデオを見た忠典さんが「自分もココで結婚式したい!」と、木村さんにプロデュースを依頼したことから、今回のウエディングの企画はスタート。 瀧島さんが新島ウエディングに興味を持ったのは、写真や動画がステキだったのはもちろんですが、ウエディングをきっかけに新島を盛り上げようとする木村さんに共感したから、というところもあるとか。

「実は、結婚式をすることを決めるまで、新島には一度も来たことなかったんです。でも、木村くんから話を聞いて、やるならここで!と思ったから」。そんな忠典さんの思いに、新婦麻耶さんも大賛成。

101010_HOW-78新島でのウエディングが決まってから、忠典さんは一度下見に訪れました。そのとき、新島の特産品である新島ガラスを引き出物にすること、リングピローは貝殻で作ること、記念写真撮影の場所探し、そして、ウエディングセレモニーの会場決めをしたのです。

101011_HOW-13同時に、アウトドアウエディングにつきものの”あの問題”対策も、準備を進めていました。

「やっぱり、天気のことは考えました。屋外っていうだけでもカケなのに、新島は雨風が強いと船や飛行機が欠航して島まで辿り着けないことも考えられる。だ から、挙式セレモニーだけここでやって、披露宴や二次会パーティは東京で開催することにしたんです。無事セレモニーができたら、そのビデオを披露宴で流 す。だめだったら、ホテルのチャペルでセレモニーもやればいいから。」(披露宴会場には、都内のホテルを予定されていました)

そう、”あの問題”とは、天気のこと。招待する人を分けて2度開催することで、すべてなくなってしまう危険を避けたのです。
「それに、商工会に参加していることもあって、すごく大勢呼びたいんです。でも一度に100人とか200人とか呼んでしまうと、みんなとゆっくり話す時間も取れなさそう。それなら、セレモニー、披露宴、二次会と、招待するゲストを分ければいいのかも、と思ったんです」

101010_HOW-235実際の天気はどうだったかというと、当初予定していた日はあいにくの雨。幸い翌日が祝日だったため、延期することができましたが、飛行機も船も欠航してしまい、ゲストは連絡を取り合ってなんとか当日の夕方に島に辿り着けたという状況でした。

忠典さん曰く、
「天気のリスクは分かった上で決めたことだから。神様とケンカしたって仕方ないしね」
なんとも男らしい言葉!けれど、この気持ちがアウトドアウエディングには不可欠です。自分たちで決めた場所だから、誰かを責めるのではなく、その状況を楽しむ余裕を持って臨みたいものですね。

でも、今回の場合は天気のおかげでよかったこともありました。予定では、セレモニー後に懇親会と銘打ったバーベキューパーティが開かれる流れだったのが、 雨でセレモニーを延期したため、順番が逆転。バーベキューが先になったのです。結果、ゲスト同士や宿や近所のみなさんが打ち解ける時間ができたのです。商 工会の仲間が持ち寄る結婚祝いは自分の地元の名産品、新郎新婦はもちろん普段着。堅苦しい雰囲気の一切ないわいわい楽しい飲み会は、昔からの友だちが集 まったように盛り上がりました。

nijima04さて、延期して向かえたラストチャンスの日の朝。空は、夏が戻ってきたみたいな快晴! 民宿で働く若者が「こんなにいい天気めったにない!」というほどに晴れ渡りました。なんと、遠くにうっすら富士山まで!そんな青空の下、前日のバーベ キューで仲良くなったゲストたちが、ビーチセレモニーのためのバージンロード作り。ビーチに流れ着いていた流木や石を集め、木村さん指導のもと、レイアウ トしました。新島自慢の白い砂が、バージンロードにぴったりです。

101010_HOW-91島でバンドを結成している方が音響を担当し、バージンロードの両脇には、ゲストからのメッセージ入りてるてる坊主が飾られていました。

nijima06ちなみに、ウエディングドレスはデパートの払い下げ市で購入したという掘り出し物。砂の上をガンガン歩くためには、やはりレンタルではなく購入したほう が、汚れる心配をしなくて済むため、安心です。麻耶さんは、このドレスを披露宴に向けて、ミニスカートにリメイクするつもりだとか。始めはヒールの高いド レス用の靴をはいていたまやさんですが、途中で裸足に! やっぱり、砂浜は裸足で歩くのが一番です。

101011_HOW-76お姫様抱っこで砂浜のバージンロードを入場し、参列したゲストに結婚を誓う人前式のスタイルでセレモニーは行われました。ゲストの服装は、ちょっぴり フォーマルな人や、Tシャツ姿の人などさまざま。こうじゃないと、というのがないアウトドアウエディングならではのスタイルでした。サーファーから「おめ でとう!」と声が掛かったり、宿のスタッフもお祝いに駆けつけたりといったシーンもあって、結果的には延期してよかった、と言えるセレモニーになったので す。

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101011_HOW-132<番外編>

今回、瀧島さんご夫妻は、入籍も新島で行いました。なんと、ウエディングドレスとスーツで役所に婚姻届を提出!とっても絵になっていました。

101010_HOW-145101010_HOW-154<番外編2>

ドレスを着て、島のいたるところで記念撮影。夕日や朝日をバックにしてのロケーション撮影は、本当にすばらしいの一言に尽きます。これも新島ならでは!

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開催時期:10月
開催時間:10時ごろ〜12時ごろ(参加者は前泊)
開催場所:新島のビーチ
参加人数:20人程度
費 用 :ふたりの予算で開催。ゲストは各自交通費+宿泊費
準備期間:3ヶ月程度
利用したH.O.Wサポート:撮影

●このウエディングを作った人たち●
企画・運営:新島商工会青年部
写真:SaikoCamera

この記事は、greenz.jpにも掲載されています。
greenz.jp「あなたのウエディングはどこでする? 新しい会場選びの形」
※このウエディングでは、H.O.Wは取材のみさせていただきました。

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