H.O.W Stories

【東京】朝の公園人前式

秋の入り口、東京の西側の公園で、人前式がありました。

ムービー制作:北代暁也(ef+)

結婚を決めた当初から、太陽の下で結婚したいと思っていた新郎新婦は、まずは青空と緑のなかで式を挙げられる場所を探すべく、海浜公園や山奥のキャンプ場までさまざまな場所を見て回りました。いくつかの場所を見ながらお互いのイメージを近づけていき、親族中心の式や結婚写真の撮影は新郎の育った島根の浜辺や古民家にて行い、友人中心のパーティーは新婦ゆかりの町にある公園とカフェで行うことにしました。

公園を探したときにふたりがこだわった点は3つ。ひとつ目はこども連れの友人たちが、家族でふらっと来られる距離にあること。ふたつ目は気持ちのよい原っぱがあること。3つ目はできればあたたかい食べ物が出せること。

wedding (64)都内で芝生のある公園には料理を出す為のバーベキュー施設などがないことが多く、芝生も調理施設もあるキャンプ場は電車や車で数時間の距離。場所さがしは難航しましたが、新婦が仕事で通うカフェの近くにある公園に辿り着いたとき「ここでやってみたいな」とふたりは思ったと言います。

「たくさんの内容を盛り込んだアウトドアウェディングにならなくても、大好きなカフェにコーヒーやパンを出してもらって、みんなで一緒に朝ご飯を食べるような式をやってみよう」というアイディアの元、ウェディング企画がスタートします。

まずふたりはピクニックの延長のような人前式をやりたい旨を公園の担当者さんに相談してルールなどを聞きました。そしてお世話になっている近くの小さなカ フェにパンとコーヒーをお願いできるか相談。同時に、同じく近所にある大きめのカフェにお願いして、人前式の後のパーティーを計画しました。

招待状がわりのウェブサイトも制作。

スクリーンショット 2014-11-28 14.41.15いざ走り始めて分かったのは、地域のつながりの力。地域の人たちはお互いをよく知っていて、どうしたら当日にスムーズに連携がとれるかなどを一緒に考えてくれたと言います。

そして迎えた当日。夏のように眩しく晴れた朝、早めに来てくれたゲストがフラッグをかけ、バージンロードとピクニックシートを敷いてくれます。

HOW 写真 シャボン玉式が始まるまでの準備の時間、ゲストはピクニックシートの上でのんびりおしゃべり。緑の中での再会に沢山のいい笑顔が残りました。

たくさんの友人が子連れで参加! (1)

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HOW 写真 靴そして友人司会の進行で式が始まります。

wedding (337) (1)ゲストにはあらかじめ招待状がわりのウェブサイトで黄色かオレンジか白の花を1本持ってくるようにお願いしました。あえて種類を指定しなかったので、個性的なお花がたくさん!

wedding (357)「どうやって束ねる?」あまりに沢山の花に笑いが起きる中、世界でたったひとつの花束が完成。サックスの演奏とシャボン玉が新婦を迎えます。

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サックスの演奏は従兄弟とその仲間たち (1)演奏は新婦の従兄弟と仲間たち。近所迷惑にならないよう音量に配慮しつつ、入場や退場、歓談の時間に合わせて何曲も演奏してくれました。

巨大な花束!パーティーのあとは小さなブーケになって仕事で来れなかった近所の友人達に配られました

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寺井様ツーショット公園近くの小さなカフェからはこの日の為のパンが、ちょうどバージンロードを歩き始めたタイミングと合わせて、焼きたてアツアツの状態で届けられました。

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近くのカフェから焼きたてのパン!おかわり用にと沢山焼いてきてくれたパン。友人が作ってくれたソーラークッカーが大活躍!

友人が手作りしてくれたソーラークッカーバージンロードを歩き終えた新郎新婦がパンを配って歩きます。パンを分け合うのは仲間の印、ということで、みんなで同じパンを食べられたらいいなという思いを、近くのカフェのスタッフさんたちが実現してくれました。

HOW 写真 順

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wedding (555)パンを配りながら、集まってくれた人たちと会話ができて、新郎新婦もおしゃべりに夢中に。ゲストと太陽の下笑顔で話せたのが嬉しかったとふたりはふりかえります。進行をぎちぎちに決めていなかったからこそ生まれた楽しい時間もありました。

ゲストのその場の発案で、急遽ファーストダンスをする事に! 踊り方もゲスト夫婦がその場で見せてくれました!

HOW 写真 ダンス1時間半ほど、公園での時間を楽しんだ後は、近所の大きめのカフェに移動してパーティー。もしも雨が降ってしまった場合でも、カフェが人前式の場所を提供してくれることになっていたので、安心して計画を進めることができたそうです。

party (201)暮らす場所、コミュニティーがある場所での結婚式を振り返って見ると、良いことづくめ。実は当日の朝に新婦がウェディングドレスに合わせる靴を忘れてしまうというアクシデントがあったのですが、近くに住む友人たちがそれぞれの靴を持ち寄ってくれて、それを履くことで事なきを得ました。当日の新婦は思ったよりも身動きがとれないもの。プランナーさんがいたわけではなく、自分たちで準備しているからこそ、とっさの事態に対応できる距離に友人たちがいてくれるのはとても心強いことでした。巨大なブーケも、幾つかの小さなブーケにわけて、仕事でパーティーに来られなかった近所の同僚たちにお裾分けすることができたのだとか。

また企画段階でも新郎新婦が打ち合せをカフェでしていると、ご近所のいろんな方が立ち寄ってアイディアを出していってくれたそう。「司会進行のアイディアも、食べ物のアイディアも、二人だけでは思いつかなかったものがカフェでスタッフさんやお客さんとわいわい話している中で自然と生まれました」と新郎は言います。

パブリックな空間で式を挙げたことで翌日片付けに戻った時も、「あーあなたたち、昨日ここで式あげていたでしょ!」と声をかけてくれる人がいたり、当日たまたま公園にいた写真家さんがあとで写真を送ってくれたり、想いも寄らなかった出会いが生まれていたのも楽しかったそう。

「カフェ同士、公園や地元の農家さんまでを巻き込んだ地域通貨のやりとりがある国分寺市。もとからそこにある沢山のつながりの中に、この結婚式をやることで入れてもらった気がします」と新郎。

「結婚式はこれからずっとつきあっていきたいと思う人たちと作る場なのだと気づきました。親族の式を新郎にとって大切な場所で、友人との式を新婦にとって大切な場所でできたことで、それぞれの地域がふたりにとって大切な場所になったのが大きいです」と新婦。

開催してみて良かった事は、
・ともだちだけでなく、その家族やこどもたちにも会えた
・ゲストが一緒にわくわくしてくれた
・自分たちが好きな公園をキレイな公園だね!と言ってもらえた
・地域のひとたちとの距離が近くなった気がした

なのだそう。

あまり派手なことはできないけれど、暮らしの近くにある公園で式をあげてみるのも素敵ですよ。普段気付かない地元の良さに触れることができるまたとない機会になるかもしれませんよ!

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【結婚式開催概要】
開催場所:武蔵国分寺公園 2次会:カフェスロー
開催時間:11時〜
ゲスト人数:80人
開催費用:参加者の会費8000円 + 新郎新婦の予算
準備期間:一年をかけて少しずつ
写真:梅村渉介、dutch

招待状がわりのウェブサイトはこちら

このウエディングでは、企画相談、アイテムレンタルサポートをH.O.Wが担当しました。

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