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【岐阜・飛騨】移住先で結婚ピクニック

1_DSC_0645心地よい新緑の季節にH.O.Wが取材に訪れたのは、古き良き街並みが美しく残る岐阜県飛騨市宮川町。「今でもあの時の感動が忘れられない」。ゲストの心に残り続ける、飛騨での結婚ピクニックの様子を紹介します!

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3_DSC_0611会場は、新郎白石達史さんと新婦実果さんが移住した飛騨、大自然のなかの清々しい場所です。

「自分たちが移住を決めた大好きな場所で、大好きな人たちを呼び、大好きな料理に囲まれて結婚ピクニックがしたい」

ふたりの結婚ピクニックに対する想いは、とってもシンプルでまっすぐなものでした。子どもの頃から、“よくある結婚式の形”が堅苦しくてなんだか不自然に見えていたという実果さん。

昔、森の中のペンションで、オリジナルスタイルの結婚式を挙げた方がいると話を聞いて、「私もいつか結婚式をするのであれば、大好きな自然の中で、身の丈にあった形でやりたい」と思ったのが、今回の結婚ピクニック開催のきっかけだったそう。飛騨が最も美しくなる新緑の季節に開催を決め、無理をせず、参加者のみんなと一緒に作り上げる結婚ピクニックの準備は進みました。

会場のオリジナリティ溢れるオシャレな装飾品は、ふたりが大好きな作品を手掛ける木工職人さんに「堅田さんが会場に合いそうだと思うものを、自由に作ってください!」と、信頼を寄せてお願いしたもの。

そして、駅から会場まで歩いていると時折現れる「不安?まだまだまっすぐ行って良いよ」などと書かれた気の利いた看板は、木の廃材を使って友人たちが作成。たくさんの友人が準備から関わってくれたのだそう。

「役割分担も、友人それぞれの性格や得意分野に合わせてお願いしました。私たちのことを良く知っていて、多少のハプニングは楽しみながら臨機応変に対応できそうなふたりには司会を、機転の効く3人の友人には、受付を」と、実果さんは楽しそうに振り返ります。役割をお願いするお友達にも、それぞれが楽しみながら協力してもらうための配慮は欠かしません。

7_DSC_0472 8_DSC_0276そして、ふたりが特別にこだわったのが、お料理!地元の魚焼き名人に飛騨の川魚を焼いてもらったり、大好きなカフェのカレーを発注したり。

近所の老舗料亭さんには、地元の野菜をふんだんにつかった飛騨の伝統的な食事を特別にケータリングしていただいたり、ふたりがお気に入りのパン屋さんのパンを使ってサンドイッチを用意するなど、町中のオススメがぎゅっと詰まったお食事に、ゲストは大満足。みんな、一気に飛騨の大ファンになりました!

9_DSC_0844 10_DSC_1196 11_DSC_1173さらに、プログラムもユニークに。「私たちの方ばかりを見てもらうよりも、みんながそれぞれに食事や周りの参加者との会話、のんびりした時間を楽しんで欲しい」と、ケーキ入刀やブーケトスなどのお決まりごとは一切なし。緩やかな会になるのかと思いきや、ヨガや餅つき、参加者がさばいた鴨への入刀など、参加者からの持ち込みワークショップで盛りだくさんの1日になっていたのです!

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これまで、バックパックで世界一周をしたり、海外での仕事なども経験してきたふたり。世界中からそれぞれの友人たちが訪れ、インターナショナルな雰囲気のなか、たくさんの再会がありました。友人たちのバンド演奏も始まり、青空と緑、音楽に包まれて、さらにゆったりとした柔らかな雰囲気に。

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あえてプログラムを決めないことで、新郎新婦も自由に生ビールを注ぎに行ったり、参加者同士も自然と話すようになったり、思い思いの時間を過ごすことができたのです。

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そして、いよいよ会も終盤。町の人たちがこっそりお金を集めて行ったおふたりへのサプライズプレゼントは、なんと盛大な花火!まるで花火大会のようなたくさんの花火が夜空に突然打ち上りました。ふたりの結婚を祝福する立派な花火に一同大感激。この花火、実は地元の消防団の方までご協力いただき、実現したのだとか。実は、この村でひとつ前の結婚式が行われたのは、なんと4,50年も前のことだったのだそう。村の人たちの喜びもひとしおです。

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新郎新婦の大好きな場所で行っているという思いがゲストにも伝わっていたので、片付けまでしっかりと全員で行います。「片付けパーティ」と称して、楽しくあっという間に会場はピッカピカに!
何よりも部屋割りに時間を割いたというふたりは、ゲストハウスを運営している人同士を一緒にしたり、町おこしをしている人同士を一緒にしたり、ゲストの個性や性格を考えて部屋を決めたのだそう。「式が終わった後もゲスト同士の交流が続いているようで、僕たちも嬉しいんです」と達史さん。

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すべては、みんなに楽しんでもらうために。新郎新婦の感謝が詰まった結婚ピクニック。ゲストも一緒になって作り上げたからこそ、みんなの感動もひとしお!

「あえて余白を残す」というゆったり感が、「気持ちの良い結婚式」を生んだ一日でした。

開催時期:2013 年6月1日
開催時間:14:00 開場〜夜まで開催、一部ゲストは宿泊
場 所:岐阜県飛騨市 ナチュールみやがわ
ゲスト:300名
費用:参加費 10,000円(海外からの人は5,000円)✕参加人数
加えてふたりの予算(ゲストは各自交通費、宿泊費別途負担)
準備期間:6ヶ月
写真すべて:望月小夜加
取材・文:中村 優
※このウエディングでは、H.O.W は相談&取材のみさせていただきました。

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